diary

公式ゆるキャラ:ゆがみ金銀パールプレゼントくん

シャシニェ⑥建て倒れ

たった少しのあいだ、この世に生きるだけなのに、なぜそんなにも立派な家を建てようとするのか?その大きさは、まるで天の蒼穹を突き上げるかのようだ。 カインが最初に地上に都市を築いたが、その試みはすぐさま罰を受け、彼は天の光、つまり神の恵みを失っ…

シャシニェ⑤人生の船乗りたち

凪は何度も長いこと船乗り達を 海に引き止める、逆に思うまま吹く風は、 しばしば予定より早く まだ嵐が来ていない港へ船乗り達を運んでゆく。 (中略) 死の港で自由に生きるためには、 誰もが自分の最も若い時期にたどり着くところへ 一度は確実に着かなけれ…

シャシニェ④滅びたように見えるものは

(拙訳) 滅びに見えるものは、姿が変わっただけだ。 夏は息絶えたか? 翌年取り戻される。 夜は暗さを増し続ける? あとに待つ光は ふたたび一斉に、紺の蒼穹を照らすだろう : 少しずつ航路を変えて行きながら晴れやかな太陽は逍遥し、 そして神の決めた秩序に…

名匠列伝

ジャン・ド・ラセペド(1550?-1623) 17 世紀のインクリングズ。古代神話をキリスト教で再解釈し「異教のミューズをクリスチャンのミューズに変えた」と、フランソワ・ド・サール (ほぼ同時代に活躍した、作家・記者の守護聖人)をして言わしめた。1550年頃にマ…

シャシニェ③死すべき者よ、考えよ

(English Translation) Mortal, think: what’s under a charnel’s lid:a worm-bitten corpse, bare of nerve andbare of flesh, whose naked bones, undoneand stripped of pulp, their swivels quit:here, out of putrefaction, falls a hand,and there, tu…

シャシニェ②寂しさは重みを増す

(拙訳) 寂しさの疼きは、腕力が落ち、どんどん重くなる:哀れな石の下、一丁上がり ! 私たちの中に、定めを避ける逃げ場はない カモられて灰左様なら、を避けられない。

文献ノート

ジャン=バティスト・シャシニェ ビブリオ https://www.idref.fr/026781638 原典に当たるならLe Mespris de la vie et consolation contre la mort(1594)。Slatkine (Genève) から影印復刻あり。 http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b8623320t (散文「十…

シャシニェ①ゆく川の流れは

WATER NEVER THE SAME Beside a flowing river sit and gaze, And see how it perpetually runs In wave on wave, in many thousand turns, As through the fields it takes its fluid ways. Thou'lt never see again the wave which first Flow'd by thee; …