diary

バロック詩の情報。

2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧

マルブフ⑥虹

太陽の光線は、ふくらんだ雲の面に鋭く差し込み、雲は気まぐれに薔薇色を帯びて、まもなく私たちの前にイリス(虹)のアーチをその湾曲した光で、地平に描き出すだろう。 ああ、もう姿を見せた、天上の訪れは、空をまだらに染めつつ、いくつもの環を生み、太…

シャシニェ⑥建て倒れ

たった少しのあいだ、この世に生きるだけなのに、なぜそんなにも立派な家を建てようとするのか?その大きさは、まるで天の蒼穹を突き上げるかのようだ。 カインが最初に地上に都市を築いたが、その試みはすぐさま罰を受け、彼は天の光、つまり神の恵みを失っ…

フィリップ・デポルトのブラゾン

(拙訳) 征服 その両眼、純情を業火で焦がし、その波打つ髪、心臓を鎖で絞め、その優美な指先、願望を仕留め、その才気、思索を戯れ言にし: その澄んだ眼差、星屑の燃焼より熱く、その髪の光沢、陽光を暗転くらいに矮小し、その細い手、あらゆる象牙より純白…