(拙訳)
征服
その両眼、純情を業火で焦がし、
その波打つ髪、心臓を鎖で絞め、
その優美な指先、願望を仕留め、
その才気、思索を戯れ言にし:
その澄んだ眼差、星屑の燃焼より熱く、
その髪の光沢、陽光を暗転くらいに矮小し、
その細い手、あらゆる象牙より純白、
その才気に比するなら、蒼穹の高みなど笑止。
噫、瞳が余の心をあどけなく殺す !
咽、指がカエサルの精鋭より巧妙に襲う !
懊、才気が太平王国を滅ぼす !
愛の神、判ぜよ、どんな狼狽せぬ心なら、
この瞳と髪と、才気と指に
蝋の蕩けずにおれるだろ ?
その波打つ髪、心臓を鎖で絞め、
その優美な指先、願望を仕留め、
その才気、思索を戯れ言にし:
その澄んだ眼差、星屑の燃焼より熱く、
その髪の光沢、陽光を暗転くらいに矮小し、
その細い手、あらゆる象牙より純白、
その才気に比するなら、蒼穹の高みなど笑止。
噫、瞳が余の心をあどけなく殺す !
咽、指がカエサルの精鋭より巧妙に襲う !
懊、才気が太平王国を滅ぼす !
愛の神、判ぜよ、どんな狼狽せぬ心なら、
この瞳と髪と、才気と指に
蝋の蕩けずにおれるだろ ?
(via https://mypoeticside.com/poets/philippe-desportes-poems )
この三日というもの、どれ程の思いに悩まされたことか。
三日などではない、三千年だった。
(濱田明 訳)
【蛇足】最初の詩は典型的なブラゾンだ。