(拙訳)
門から伸びた、天の御手があなたの肉を形造り
間をおいてそれが、剥がされしも至高の習い。
閃く象牙の光沢を額はもたない、
閉じかかったまなざしには光も栄誉も見えない、
閔*1憐に値する悪寒すら感じられぬ顔色、
闇の暴力で奪われてからだは砂色、
開いたばら色の口元は息もまぼろ、
問いたい、あんな繊細な手が何処にあろう、
閂と裂け目、生存と行動、
閬*2塞の確かな絆がわれらを結ぶ。
【蛇足】原詩は頭韻が Le, Se, Mais, Ni, Ni, N'ont, Ni, Ni, Ni, Qui と続く。