ミゼレーレ

バロック詩の情報。

ピエール・ド・マルブフ②酒とタバコ

(拙訳)

みよ、気高い鼻筋に山吹色の鼻面。
貴腐ワインの宙を裂く爪痕、
悪友は、少くとも日にバケット1 杯は嗜んだ、
だがはらわたから潮汐が溢れる事はなかった。

毎週タバコの塊を干し、
優にパイプ 80 本分の刻タバコに化けた。
やがてエッセンスは脳髄に充ち、
彼の霊の深い苦しみを語ってくれた。

愉楽の捧げもので忠誠を誓う、
睦ましい父バッカスよ、香を焚こう。
気持いいペンザンスの蒸気を吐いて。

だが貴神は嫉妬してる、わが悩みなき永遠に。
ここには祭壇すらないのに、
ぼくが霞の国の住人と知ったから !