死は、殺戮と恐怖に染まった仮面をかぶり、
私たちの目に恐ろしい姿で現れる。
だが我々が恐れているのは、本当の「死」ではない。
その歪みきった顔、仮面の方なのだ。
私たちの魂は、その巨大な仮面に震え上がり、
死を実体としてではなく、
やつれ果て、骨張り、醜悪な化け物として想像する。
壁に描かれた死人の像のように、
白く干からびたその骸を見て怯えている。ならば、
死の肌に触れ、臓腑を探れ。
眼を見開き、死の本性を直視するのだ。
主よ、あなたがこの私から顔を背けるなら、
私はいったいどうすればよいか?
世に誉れ高き者すら、
墓の冷たき沈黙のなかで腐り、喰われていくのに。
今の私は、まるで剥き出しの解剖標本だ。
心臓は静まり返り、口は二度と笑わず、
頭蓋に髪はなく、骨はぐったりと崩れ落ち、
眼窩はくぼみ、鼻は氷のように冷え、
顔は死人のように灰色に染まっている。
ひとりの男が、十字架に吊るされていた。
汚れ、血まみれ、打ち砕かれ、ねじれ、
あまりの無惨さに、人の形すら判別できない。
[…]
その皮膚は裂け、骨と癒着し、
腹は背骨にまで引きつけられていた。
腸も内臓もすでになく、
茨の棘がその頭蓋を貫き、脳髄の奥まで突き刺さっていた。