ミゼレーレ

バロック詩の情報。

フランソワ・メナール

(拙訳)

マニフェスト

小さく上品な、ウサギを連れた*1紳士たちへ、
私の詩が熱病のように
血液と脈拍を変える人々よ、
私はあまりにも虚栄心が強いと知ってください
あなた方に対して何も考える気になれないほど、
あなた方を批判する労力をかける気はありません
読んで、何度も私の韻を読み返してください
そして、あなた方の罪がそこに何も描かれていないことを心配しないでください
確かに、あなた方の精神が病んでいます
あなた方が自分がそのような疑惑に値すると信じ込むならば
私の巧妙な気まぐれが時折悪徳を非難するとしても
それはあなた方についてのことではありません
私の長い不眠の結果生まれる野心的な驚異たちは
宮廷の大物たちにしか興味がありません
彼らのために書くのが私の喜びなのです
なぜなら彼らは私の風刺に
一般的な魅力はないと感じるからです
彼らの優雅な精神は
彼らを非難する時よりも
私が彼らを非難しない時の方が傷つきません
私の優れた精神が熟練して削り、磨いた韻には
何か非常に端正なものがあります
それらはルーヴル宮の会話のすべてであり
女王は私の詩に
彼女の書斎の扉を開けるよう命じます どうか、小さな貴族の方々、
あなた方の弱さに命じてください
それらをもっと重視しないでください
軽蔑は彼らにとって望ましいものです
あなた方のテーブルのために
それらはあまりにも繊細な料理です
あなた方の戦争の功績を話すとき、
私は地球上のすべての人の中で
常に最後になります
それは声高い作業です
一つのドガバンがドアの前で
1ペニーのために2日間歌います
あなた方の名前(私はあなたに宣誓します)
この宣言以外のどこかで
私の詩には決して現れません
蠅に刺されている場合、
あなたの口の冒涜
神を怒らせるだけです
急に戦場に出るところです
ドイツの馬に乗って、
やせて、年老いて、おろそかにされている馬です
あなたの怒りの過度、
どれだけ絞首台があなたに報いるか
王の勅令をあざ笑います
あなたの野蛮な傲慢の暴走から
あなたは山を平らにすると誓います
そして、あなたを四つにして
あなたの腕は地獄とその悪魔と戦うことを脅かします
かつて市民の怒りが
私たちの村を焼き払い
私たちの平野を死体で覆ったように、
あなたの尊大な挑戦
羊や牛に対して
勇気ある努力をするでしょう
フランスの善良な天使が
そのような希望を奪ってくれますように、
あなたの非人間的な勇気から
最後に言わせるように
彼らの帝国の幸福は
あなたの手の中に閉じ込められていないことを
私は毎日考えます
私の平和な思考から、
どれほどうんざりする考えを免れるかを 毎日私は考えます
私が祈らずにいる聖人はありません
私を護ってくれるために
啓蒙主義者の狂信者の怒りから
それらは袋と縄の人々です
私は彼らとはあまりうまくやっていません
そして彼らは私に罠をしかけます
そして、私の平和な気分は
ピストルよりも
フルートの音楽をはるかに好みます

*1:ある種の紳士はおバカの意で「ウサギの騎士」と呼ばれた: むかしむかし、フランスのフィリップ5 世「長躯王」とイングランドのエドワード3 世が争った時のこと。いくさの準備ができた長躯王に、ウサギが王を救出する目的で、急いで伝達に来たと、警告を与えた野営地の兵を王は絶賛し、兵は騎士にするよう求めた。しかし誤報とわかり、彼らは「ウサギの騎士」と名づけられ「紳士がウサギになった」と物笑いの種になったとさ。おしまい。