diary

バロック詩の情報。

オノラ・ド・ポルシェール・ロジエ

(拙訳)

マルキウス・ド・モンソーの瞳

これが瞳だろうか、いや神々だ。
王権にも、絶大なる力を誇るだろう:
神? いや、並んだ天国と天国だ。空色の。
その動きは、天国の軌跡。
天国? いや、まばゆく輝く太陽だ。
その光線はわれらの眼を灼く。
太陽? いや、未知なる力の明滅だ、
愛の稲妻が予兆を告げる。
しかし神が、これ程苦しめるだろうか?
もし天国ならば、2 つは等しく動くだろう。
2 つの太陽は、同時に存在し得ない。太陽は1 つしか無いものだから。
稲妻にしては、長すぎるし、明瞭すぎる。
だが私は、それ自身を説明する為に敢えて名付けよう、
瞳、神々、天国、太陽、稲妻と。

 

(Via https://fr.m.wikipedia.org/wiki/Honorat_de_Porchères_Laugier )